藤沢が女流本因坊奪還
藤沢が女流本因坊奪還=謝は4冠に―囲碁
囲碁の女流3大タイトル(女流本因坊、女流名人、女流棋聖)と2大大会(会津中央病院杯、扇興杯女流最強)の全5タイトルを独占する台湾出身の謝依旻女流5冠(26)に藤沢里菜三段(18)が挑戦する第35期女流本因坊戦5番勝負第4局が24日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、黒番の藤沢が147手で中押し勝ちし、3勝1敗でタイトルを奪取した。
故藤沢秀行名誉棋聖を祖父に、藤沢一就八段を父に持つ藤沢は2014年に史上最年少の16歳で女流本因坊を獲得。昨年は謝に敗れたが、2期ぶりに返り咲いた。謝は4冠に後退した。