2016年08月03日
ゆりえちゃんは亡くなっていた
http://mainichi.jp/articles/20160801/ddm/041/060/169000c

吉野ゆりえさん 48歳=元プロ競技ダンサー
希少がん啓発
自ら患った肉腫(サルコーマ)など希少がん対策の充実を訴え、がんの啓発活動に尽力した元プロ競技ダンサーの吉野ゆりえ(よしの・ゆりえ、本名・吉野由起恵=よしの・ゆきえ)さんが7月30日、がんのため東京都内の病院で死去した。48歳。葬儀は近親者で営む。
大分県竹田市出身。筑波大でダンスを始め、国内外の競技ダンスの大会で活躍。視覚障害者へのダンス指導に取り組んだ。2005年にがんの一種の「後腹膜平滑筋肉腫」と診断され、19回の手術を受けるなど治療を続けた。09年には、患者が少なく、「忘れられたがん」とも呼ばれる肉腫治療の拠点施設の設立を願って日本に「サルコーマセンターを設立する会」を作り、同年、国立がん研究センター中央病院に日本初の「肉腫診療グループ」が組織されるきっかけを作った。【河内敏康】
