2009年09月03日

タブブラウザ

これはシニアネットにMLで流した記事です。

一般的なウェブブラウザ(たとえばIE6)では原則的に1ウィンドウ1ページの表示となっていたため、新たにページを見る際に既存のウィンドウをそのまま使うか、新規にウィンドウを開くかのいずれかとなってしまう。
複数ページを見る際には必然的に複数ウィンドウを使うことになり、その管理も必要になる。
さらにウィンドウが必要になるとその分だけウィンドウを開く事になり、その結果画面がウィンドウで溢れる事になってしまいウィンドウ管理を繁雑にさせるだけでなく、表示させているウィンドウによってメモリリソースも大量に消費してしまうことになる。

これを避けるために考案されたのがタブブラウザである。
1つのウィンドウ上でウェブページを1ページ1タブ単位での複数表示を可能にするため、タブを切り替えるだけで容易に複数ページを閲覧可能になる。
また、複数ページが1つのウィンドウの中に集約されるためウィンドウ管理の必要はなく、メモリリソースの節約にもなる。
このことは、ウインドウが大量に開くスクリプトも、ブラウザを1つ終了させるだけで良い等、ブラウザクラッシャーに対する防御力の向上にもなる。
(最近はブラウザクラッシャーは見なくなりました)
また1つのメインウィンドウが基準となるため、ウェブページを表示する際のウィンドウサイズも固定される他、ポップアップ広告の抑止管理も可能になるというメリットも合わせ持つ。

以上がWikipediaで説明されているタブブラウザに関する説明の要旨です。
これが書かれたのは少し前で、今とは様子が変わっています。
少し前まではタブブラウザの代表はFirefoxで今も変わっていません。
IEをベースにタブブラウザ化したのが「Sleipnir」や「Lunascape」です。
しかし「IE8」が発表され、これが本格的なタブブラウザとして機能しています。

タブブラウザがどんなものかということは、
たとえばエクセルです。
エクセルにはシートのタブが画面の下に並んでいてそれをクリックする毎に画面が変わります。
それと同じような感覚でタブをクリックする毎にホームページの画面が変わります。
これがあるとネットサーフィンをしていて迷子になることが少なくなります。
ぜひぜひ、IE8をインストールしてインターネットを楽しんでください。

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西野流呼吸法とソシアルダンスと海外ミステリをこよなく愛しているおいさんの Diaryです。
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