2013年06月

プロカメラマンからの100のこと。  2013年06月30日
今年も半分過ぎた  2013年06月30日
OBS「音楽の日」  2013年06月29日
砂糖に換算すると  2013年06月29日
消防署の点検が  2013年06月29日
自転車を新しく  2013年06月28日
HIヒロセに行ってきた  2013年06月27日
西野流呼吸法の稽古  2013年06月27日
ホルトホール大分開館記念イベント  2013年06月27日
久しぶりに血糖値を測る  2013年06月27日
「とんび」より「ディナー」  2013年06月27日
「家族ゲーム」吉本荒野の名ぜりふ  2013年06月27日
ガリレオより「家族ゲーム」  2013年06月27日
晴れるのか、それとも降るのか  2013年06月26日
コンパルで呼吸法の稽古  2013年06月26日
マー君 開幕10連勝  2013年06月26日
オルビスの試供品  2013年06月25日
自転車のサドルの角度調整  2013年06月25日
激流・私を憶えていますか?  2013年06月24日
KDDIの支払い  2013年06月24日
雨はまだ続いている  2013年06月24日
「空飛ぶ広報室」の録画を観た  2013年06月24日
今夜はスーパームーン  2013年06月23日
「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」  2013年06月22日
呼吸法の稽古  2013年06月22日
1日中雨だった  2013年06月21日
今大分は無風雨なし  2013年06月21日
久しぶりに「みをつくし料理帖」  2013年06月20日
朝から雨です  2013年06月20日
オルビスのUVカットパウダー  2013年06月19日

2013年06月30日

プロカメラマンからの100のこと。

プロからのちょっとしたティップスが100個もここに詰まっています! 賛成するもの反対するものあるかも知れませんが、

01)高価な機材を使っているからと言って、腕のいいカメラマンとは限らない。
02)常にRAWで撮影すること。
03)単焦点レンズでの撮影は、腕磨きになる。
04)写真編集はそれだけで、1つのアートだと言える。
05)三分割法は99%の場合において効果的である。
06)マクロ写真は誰でもできるわけではない。
07)UVフィルターはレンズキャップの役割もある。
08)写真フォーラムなんかに何時間も行くよりは、外に出て写真を撮った方がいい。
09)平凡な日々の生活の中にある美しい一瞬を切り取ること。それが、入賞作品になる。
10)フィルムがデジタルより良いというわけではない。
11)デジタルがフィルムより良いというわけでもない。
12)魔法のカメラやレンズなんてものは存在しない。
13)良いレンズを使ったからと言って、良い写真が撮れるとは限らない。
14)他の人の作品を見続けるよりも、自分の写真を撮りに行くこと。
15)パーティーにデジタル一眼レフは持って行くな。
16)女はカメラマンに弱い。
17)写真を白黒にしたからといって、アーティスティックな感じになるわけではない。
18)Photoshop使ったというと、なぜか人は急にあなたの写真の価値を下げる。こういう時は、「Photoshop」ではなく「デジタル暗室」という言い方をすること。
19)何でもかんでも写真に撮れば良いというわけではない。
20)少なくとも2つバックアップをとっておくこと。戦争での、2は1、1は0という考え方と同じ。
21)ネックストラップはやめて、ハンドストラップを使うこと。
22)被写体に近づくこと。大抵の場合、その方がいい写真が撮れる。
23)撮影中はその場の一員となること。傍観者にはなるな。
24)かがむ等して目線を下げて写真を撮ること。大抵の場合、その方がより面白い写真が撮れる。
25)技術的な心配をするよりも、フレーミングや写真の構成に注視すること。
26)機材にあるロゴを黒いテープ等で隠してしまうこと。これによって自分があまり目立たなくなる。
27)明るい日中に撮影する場合は、常に露出少なめ、2/3程度で撮影すること。
28)撮れば撮るほど、上手くなる。
29)露出や、アングル、F値を変えて同じ場所で数枚撮影するのを恐れないこと。
30)ベストの1枚だけを人に見せること。
31)コンデジもカメラである。
32)オンラインの写真フォーラムに参加してみること。
33)他の人の作品を批評してみること。
34)撮る前によく考えること。
35)良い写真に説明はいらない。(しかし、時に背景にある情報が画に意味合いを持たせることはある。)
36)お酒と写真の相性は良くない。
37)他のカメラマンから影響を受けるのはいい。しかし、崇拝してはいけない。
38)粒子は美しい。
39)カメラ用バッグは捨てて、メッセンジャーバッグを使うこと。レンズやカメラが取り出しやすくなる。
40)シンプルさが鍵。
41)フォトグラフィーは、「光で描く」という意味。光を操ること。
42)自分のスタイルを見つけて、貫くこと。
43)セカンドモニターは便利。
44)Silver EFEX Proは最適の白黒加工ツール。
45)どこに行くにもカメラを持って行くこと。
46)写真が人生を楽しむ障害になってしまってはいけない。
47)カメラを過保護に扱ってはいけない。使い倒すこと。
48)ストレートフォトグラフィーを撮ること。
49)自信を持って撮影すること。
50)写真と並列配置の相性は抜群。
51)写真は大きくプリントすること。見てると嬉しくなる。
52)写真を友人にプレゼントすること。
53)写真を他人にもプレゼントすること。
54)フレームに入れるのも忘れずに。
55)コストコのプリントは安いけど、質が良い。
56)友達と出掛けて写真を撮ること。
57)写真クラブに参加すること、又は自分でクラブを始めること。
58)写真は素敵なプレゼントになる。
59)他人の写真を撮るのはスリルがある。
60)自然体>ポーズとる。
61)自然光は最高の照明。
62)35mmはベストなウォークアラウンド焦点距離。
63)必要があれば、ISOを上げるのを恐れないこと。
64)どこにでも三脚を持って行く必要はない。
65)露出高めよりも低めで撮影する方が良い。
66)ホームレスの人を撮影すればアートっぽいと思っているのは、実に利己的だ。
67)全く期待していない時ほど、シャッターチャンスはやってくるものだ。
68)人間が写っている写真の方がより面白みがある。
69)ダメな写真をいくらPhotoshopしたところで、いい画になるわけはない。
70)最近では、誰でもかれでもカメラマンである。
71)パリに行かないと良い写真が撮れない、なんてことはない。良い写真は裏庭でだって撮れる。
72)デジタル一眼でポートレートを撮影する時に、グリップが下を向いている人は馬鹿みたいに見える。
73)カメラは道具だ、オモチャではない。
74)構成という点において、写真と絵画に大きな違いはない。
75)写真は趣味ではない。ライフスタイルだ。
76)言い訳はなし。
77)オリジナルな写真を撮ること。他人のスタイルをマネしてはいけない。
78)良い写真とは、見る人がもっと聞きたくなるようなストーリーを持っているものだ。
79)黒以外のカメラは、人目を惹きすぎる。
80)機材を多く持ち歩けば持ち歩く程、写真を楽しむ余裕がなくなる。
81)上手い自画像を撮るのは、思っているよりも難しい。
82)笑わせることで、モデルの人柄を引き出せる。
83)撮影中に怪しい人と思われないように。周りの環境に馴染むこと。
84)風景写真は飽きる。
85)写真を撮っている時は、まず楽しむこと。
86)撮った写真は消さないこと。
87)人や場所を撮影する時は、敬意を表すること。
88)路上で自然に人々を撮影する場合は、望遠レンズよりも広角レンズを使うこと。
89)旅行と写真は、最高のカップル。
90)ヒストグラムの読み方は知っておくこと。
91)ノイズのある写真は、ボケ写真よりもマシである。
92)雨の中で写真を撮ることを怖がらないこと。
93)完璧な写真を撮ろうと必死になるよりも、その瞬間を楽しむこと。
94)お腹がすいている時は、写真をとらないこと。
95)写真を通して、自分を再発見することは多い。
96)写真で得たインサイトを秘密にせずに、世界と共有すること。
97)写真を撮るのをやめないこと。
98)写真はただ単純に写真を撮るだけではない。人生における哲学である。
99)決定的な瞬間を切り取ること。
100)自分自身の写真ティップスリストを書くこと。

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今年も半分過ぎた

今日は6月最後の日、と言うことは今年の半分です。
はやいなぁ〜。
室温は26℃、湿度75%!
朝に雨は上がったようだが路面はまだ濡れています。

昨日のことだけど
ラジオから若い女性の歌声が流れてきた。
丁度出かけようとしている時だったが、一瞬足を停めました。
久しぶりに力のある歌声でびっくりしました。
その時わかったのは、4歳から民謡、三味線なんとか、細川たかしの弟子。
今朝ググって調べました。
名前は「杜このみ」 曲は「三味線わたり鳥」
私の大好きな三橋美智也の弟子が、細川たかしでその弟子が杜このみ。
素晴らしい流れで、これからちょっと注目してみます。
女性の演歌歌手で注目する人はめったにありません。
強いて言えば天童よしみ、若い人ではさくらまやでこの二人は文句なしに上手いです。
もしかしたら杜このみは三人目になるかどうか、興味がありますね。
三味線わたり鳥

2013年06月29日

OBS「音楽の日」

Facebookに書き込んだ記事とコメントをこちらにも。
いまOBSで「音楽の日」をやっている。これ全国では2時から始まっているが大分は7時から2部を放送している。そろそろ1時間半が経つが良かったのはももクロちゃんだけ! ついさっきAKBも「掌が語ること」を歌ったけど静かすぎてね、この後SMAPが歌うらしい (^_^.)
以下コメント欄に
○SMAPはいいね、マジに踊っている (^_^.)
○Bスタで3曲歌った後Aスタに移り「夜空ノムコウ」を歌っている (^_^.)
○いま7曲目を歌っている。とにかくダンスが半端ない!
○いま終わった。30分はSMAPのショーだった。いま日本でSMAP以上のダンスを踊るグループは見当たらない。足が地についているからオーラも半端ない (^_^.)

砂糖に換算すると

下の画像は食品の糖質量を角砂糖で表しています。
角砂糖

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消防署の点検が

正式名称は忘れましたが、今朝は消防署の報知器の点検がありました。
9時半から16時の間に伺いますとのことで、一日足止めかと。
でも10時前に点検は済みました。
朝は小雨が残っていたけど今は上がり空も明るくなってきた。
室温は26℃、湿度70%ちょい、空気は涼しい。

昨夜のセントポルタ中央町の風景がFbにアップされていた。
人通りが少ない(ほとんどなし)うえに照明が消えている。
これはたまたま水銀灯のタイマーの具合が悪かったようですが、
こんな景色を見ると哀れを覚えます、昨夜は華金だったのにね。
去年までダンスアカデミーがあったので夜も通っていたけどこんなことはなかった。
閉めてからは夜に訪れることがないので知らなかったです。
セントポルタ中央町

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2013年06月28日

自転車を新しく

結局Taeさんに今までの自転車を取られてしまった。
身体が悪い時には何度もコケたのですが、
身体が回復した今、こんなに乗りやすいとは思わなかったと言ってます。
はじめてTaeさんが乗っていた自転車で走ってみたが、
とんでもない代物でした。
とにかくバランスが悪い。
その上、重い。
私は10m走ってギブしました。
そんなわけで新しいやつをコダマで。
一応、国産のマルキンというメーカーです。
ブリットよりは少し軽く走れそうです。

2013年06月27日

HIヒロセに行ってきた

蝶コダマで自転車のサドルカバーを買った。
はじめは良い感じだったが、
ヒロセまで乗って行ったら少し痛い。
ないほうが痛くないかも (;^_^A
ヒロセで店頭に花の鉢植えが並んでいたので撮影した。
そこへ蝶が飛んできて吸蜜に忙しい。
かなり近づいても逃げないので今度は蝶の撮影。
かなりの枚数が撮れた。
蝶はたぶんツマグロヒョウモンと思う。

西野流呼吸法の稽古

桂さんがヨーロッパから帰ってきた。
旅行中に足芯呼吸はいっぱいやったが、やっぱり対気がいい、だって。
Taeさんに言わせるとどうも対気を誤解していると。
私もそう思います。
Taeさんの良さはわかっていないようです ww (^_^.)
桂さんがじゃなく昨日いたメンバー全員です。

ホルトホール大分開館記念イベント

昨日のことだけど、ホルトホール大分開館記念イベントの観覧券が届いた。
抽選だったんだが、自分は何を応募してたかすっかり忘れている。
当選したのは2番めのイベント
三枝成彬チェロ協奏曲「王の挽歌」演奏会。
7月20日(土)17:30開場 18:30開演
会場 ホルトホール大分1F 市民ホール大ホール
もう一つは確か南こうせつの公演だったはず。
そっちは外れたんだ。

久しぶりに血糖値を測る

最近時々足がつる。
糖尿病が進行している時によく足がつった。
気になって久しぶりに血糖値を測った。
食後2時間経過してないが、1時間半で117だった。
来週は病院で検査がある。
Taeさんは3ヶ月に1回の検査があるので日赤に出かけた。

「とんび」より「ディナー」

こんな記事を見つけたのでこれもアップしておく。
「とんび」「サキ」「シェアハウスの恋人」「おトメさん」「夜行観覧車」は途中でギブした。
「カラマーゾフの兄弟」はハナから観てない。
梅ちゃんねる

「とんび」より「ディナー」/ドラマ採点


 テレビ各局の1月期連続ドラマが出そろった。NHKをリメークした「とんび」や、剛力彩芽の月9など話題作も多い。1月からスタートしたNHK大河ドラマ「八重の桜」も含め、ドラマおたくの立場から今回も単なる好みであれこれ言い、勝手に採点した。

【日曜】
八重の桜 (NHK、日曜午後8時)綾瀬はるか
【評価4】
 幕末のジャンヌ・ダルクといわれた新島八重の生涯を描く。鉄砲指南の武家に生まれ、女だからと蚊帳の外に置かれながらも必死にその門をたたこうとする。へこたれないガッツを綾瀬はるかが真っすぐに。その情熱の背景は、幼少期の八重が会津藩主松平容保と出会う第1話で。出会いにきちんと必然があり「この殿様の役に立ちたい」と願う動機が胸に落ちる。殿様役の綾野剛がピカイチで、情け深いやりとりに泣けた。「年長者に背いてはなりませぬ」など、会津武士のおきてを子供たちがヘビロテで暗唱し、NHKの主要視聴者層である70代以上に分かりやすくヨイショ。「わだスも鉄砲さ撃ちてぇ」「よーぐ狙って撃ちなんしょ」。出演者たちの会津弁がすごすぎて聞き取れないので、字幕求む。

とんび (TBS、日曜午後9時)内野聖陽/佐藤健
【評価3】
 堤真一&池松壮亮のNHK版を見ているので、どうしても見劣りする。他局が苦労して揚げた自慢の油揚げを、放送から1年もたたないうちにさらっていく品のないとんびには好感が持てないし、許可する方も謎。NHKとの違いを出そうと、内野聖陽が謎の「なんちゃって左利き」を発案。親子DNAを感じさせる設定かと思ったら、息子はフツーに右。「俺の役作りを見ろ」というだけの無意味なチャレンジがすべる。演技派の佐藤健君も今回は都会的すぎる気が。民放がNHKを超えられないというより、単に後発でヨレて見えるという話。丁寧な日曜劇場クオリティーは間違いないので、初めて見る人は感動してください。

dinner (フジテレビ、日曜午後9時)江口洋介/倉科カナ
【評価5】
 落ち目のレストランを型破りシェフが再生。この手の定番テーマは主役を魅力的に描けるかどうかが肝だが、今回の江口洋介は当たり。「料理の味を決めるのはチームワークや愛情じゃない。1グラムの塩だ」「食材×料理法=味。それがすべて」。「きずな」と言っておけばオールOKの時代に理系アプローチの情熱が新鮮だし、料理IQの次の一手に興味が沸く。KYな残酷さと、楽しそうな料理姿のツンデレに振り回され、あっという間の60分。毎回ストーリーは先が読めるけれど、ベタをちゃんと楽しませるのもまた手腕。明日から仕事という日曜の晩に前向きになれるし、「とんび」の裏で視聴率を上げているのも立派。

【月曜】
ビブリア古書堂の事件手帖 (フジテレビ、月曜午後9時)剛力彩芽/AKIRA
【評価4】
 並外れた古書の知識を持つ古本屋の栞子ちゃんが、持ち込まれた本に隠された持ち主の秘密に迫る。剛力彩芽とAKIRAのコンビ。頭脳だけで推理する"安楽椅子探偵"と、手足となって動き回るワトソンの関係性でテンポがいいが、剛力の舌足らずなしゃべり方がご勘弁。主演が不安なせいか映像の雰囲気作りに凝り、メルヘンチックな紗(しゃ)をかけすぎて画面が「平清盛」。内容は北村薫の"日常の謎"の系譜で安心して見られるが、楽しめ方はその人がどんな本を読んできたかによるかも。整った純文学派にはビンゴだが、私の読書歴はミステリーとSFなので...。

【火曜】
ラストホープ (フジテレビ、火曜午後9時)相葉雅紀/多部未華子
【評価5】
 最先端医療センターの6人の医師の奮闘。型破りやスーパードクターがいない医療ドラマだが、6人の書き分けがしっかりしていて、飽きない群像劇に。相葉雅紀が「こんな医者いそう」と思わせる意外な存在感。にじみ出る人の良さがこの主人公に合っていて、問診と聴診器で異変を聞き分ける優秀さを好演。盤石な組織、優秀ぞろい、チームワークもいい。対立と変化の見どころは外部ではなく、彼ら自身の中に。全員何やら暗い過去があり、暗い糸でつながっている予感。笑顔の裏の相葉ちゃんの苦悩にわくわく。前向きと暗さのリバーシブルがうまい脚本家なので、サスペンスが滑らないように祈りたい。

サキ (フジテレビ、火曜午後10時)仲間由紀恵/三浦翔平
【評価4】
 「美しい隣人」で視聴者を震え上がらせた仲間由紀恵が、同じスタッフと2年ぶりにサスペンスホラー。前回の主人公、サキの外伝スタイルで、初めて会った憎い弟(三浦翔平)に「姉」と名乗って接触し、人生をじわじわ破壊していく。すべての登場人物が過去にサキと会っているらしい伏線があり、どんな場面も常に緊張感。「後出しジャンケンとピンポンダッシュの心理操作」などの心理学もいい。姉に禁断の恋心を寄せる三浦翔平の表情が切ない。同情されるべきサキの生い立ちは分かるけれど、ここまでエネルギッシュに立ち回る憎悪の根源を早く知りたい。

【水曜】
シェアハウスの恋人 (日本テレビ、水曜午後10時)水川あさみ/大泉洋/谷原章介
【評価2】
 左遷OLが「自分を変えたい」とシェアハウスに住む→同居人が「僕は宇宙人です」と宣言する→家出少年と出会い、別れる→少年の父親が自殺未遂→家に戻ると同居人の男同士がキス→同性愛者でもアナタが好き。わざわざ拡大版で放送した第1話はだいたいこんな話。

【木曜】
あぽやん〜走る国際空港 (TBS、木曜午後9時)伊藤淳史/桐谷美玲
【評価3】
 無難...。空港のカウンターを舞台に、旅行代理店マンの活躍を描く。空港という人間交差点を舞台とする旅行会社モノは、定位置で待っていれば向こうから人間ドラマがやってくる手堅いジャンル。誠実でがむしゃらな青年役に伊藤淳史という手堅さの2段重ねで、よくある若者の成長物語に。最悪の出会いの美女と職場でばったりなど、展開も定番。初回は珍客中田喜子のストーリーがあったから見られたが、トラブルやクレーマーの見本市になると退屈になりそう。どんな場面でも必ず背景がJALの宣伝。結局、メッセージはそこかと思われます。

最高の離婚 (フジテレビ、木曜午後10時)瑛太/尾野真千子
【評価5】
 見応え抜群だった「それでも、生きてゆく」の坂元裕二脚本&主演瑛太のコンビが木曜劇場に再登板。社会派から一変、離婚夫婦のラブコメディーを描く。今回も坂元印の秀逸のセリフ群、クスリと笑える小さい仕掛けについだらだらと見る。「結婚は冠婚葬祭で言うとむしろ『葬』」「飲み会は行きません。死にたくなるんで」。基本的に、ド変人の神経質男瑛太と、がさつな尾野真千子という性格がまるで違う元夫婦のエンドレスな痴話げんか。2人にからんでくる真木よう子&綾野剛のミステリアス夫妻など、うまい役者ぞろいで見ていて安心。不倫や互いの家族などあちこちにぶつかりながらどう決着するのか。目一杯こんがらがってほしい。

おトメさん (テレビ朝日、木曜午後9時)黒木瞳/相武紗季
【評価3】
 黒木瞳と相武紗季が嫁姑バトル。昼ドラみたいな話かと思ったら、ご近所の失踪事件がからむミステリーな要素も。警察の捜査と平行し、「この嫁はヤバい」と直感した黒木が、手帳を盗み読みしたり尾行したりとえげつない家庭内捜査。要素は面白そうだが、家庭内バトルばかりで事件との接点がスルーなので、スリルが宙に浮いて少々退屈。サスペンスかコメディーかジャンルも不明。井上由美子脚本だから今後盛り上がるのかもしれないが、嫁姑モノは好きなジャンルではないので脱落。世間知らずで見えっ張りな女を演じると、黒木はぶっ飛ばしたいほどうまい。

【金曜】
夜行観覧車 (TBS、金曜午後10時)鈴木京香/石田ゆり子
【評価4】
 人間のどす黒さを生き生きと描く湊かなえ原作のドラマ化。高級住宅街で起きた殺人事件からあぶり出される、粉飾された幸せ。人間の裏表、特権意識、ご近所いじめ、無神経なひと言など、今回も滅々とする読後感がぐいぐいとくるが、今のところ高級住宅街の生態図鑑みたいな感じ。主人公の苦悩に引きずられるような共感を感じないので、誰に感情移入して見ればいいのか迷子中。同じ湊ワールドなら、人間の暗い本音とコメディーのバランスが絶妙だった前回の「高校入試」の方が好み。とはいえ、今後の破綻を見逃すのはしゃくに障るので、最後まで見ます。

信長のシェフ (テレビ朝日、金曜午後11時15分)玉森裕太/及川光博
【評価4】
 毎度低予算で頑張る金曜ライトドラマ枠が、なんと時代劇。イケメンシェフが戦国時代にタイムスリップし、織田信長の料理番となってサバイバル。医者がタイムスリップした「仁〜JIN」と比べるのはナンセンス。こちらは大規模な合戦も7人くらいのエキストラでやりくりし、秀吉をやっているのはゴリという節約ぶり。それでも不思議と見入るのは、信長の無理難題に料理でこたえていく発想の妙と、「料理」で浮かび上がる人間ドラマが新鮮なため。チープな額縁をギリギリのところで支える及川ミッチーと志田未来は1月期の最優秀助演賞。頑張ってくださいとしか言えない、B級の快作。

【土曜】
泣くな、はらちゃん(日本テレビ、土曜午後9時)長瀬智也/麻生久美子
【評価3】
 自分たちの住むマンガの世界が暗いのは、作者の機嫌が悪いからだ。現実世界に飛び出した「はらちゃん」が作者に恋をし、あきらめ人生を救っていくドタバタファンタジー。「あなたが笑えば世界は輝く」「片思いは美しい」。人間ではない者のピュアなハートが人々を変える「Q10」のフォーマット。マンガと現実の2段世界を行き来し、背負ったギターで歌を歌い、劇画のように泣き...。長瀬智也の怪演に身を任せられる人は楽しめそう。私のようなひねくれ女は、劇中に登場するマンガの方が楽しい。「殺すしかないね」しか言わない女が自分みたいで妙に共感。

カラマーゾフの兄弟(フジテレビ、土曜午後11時10分)市原隼人/斎藤工/林遣都
【評価4】
 ブームとはいえ、文学の最高峰を深夜枠でやっちゃえという、ドストエフスキーがあの世からキレそうな企画。10代のころの読後感をズタズタにされそうで警戒したが、「3兄弟の誰が父親を殺したのか」という心理ミステリーに単純化されていて、意外といける。市原君は知性派の次男に挑戦。なんか雰囲気違うけれど、静かな声には知性を感じなくもないのでしばらく様子見。殺される父親、吉田鋼太郎の外道っぷりが素晴らしく、全体を演劇的な格調に。斎藤工もだめんずを演じると神。セピア色のバロックと、ストーンズやニルヴァーナなどロックなBGMが効く。


「家族ゲーム」吉本荒野の名ぜりふ

そこそこよかったけど、
自分的にはこの記事ほどには入れ込まなかった。
私自身は「いいねぇ〜〜」が一番だった。
梅ちゃんねる

傑作「家族ゲーム」吉本荒野の名ぜりふ10


 4月期の連ドラでいちばん面白く見たフジテレビ「家族ゲーム」が終わった。謎だらけの変人家庭教師と、うそくさいシアワセ家族のバトル。森田芳光監督、松田優作主演であまりにも有名な映画版(83年)の世界観を踏襲しながらも、2013年の社会風景を投影したまったく新しい「家族ゲーム」を表現した。主人公吉本荒野を演じた櫻井翔が、異様さと悪趣味のはざまで口にするせりふの数々も大きな見どころだった。特に印象に残ったセリフを10個挙げてみた。

【1位】 「何、J−POPの歌詞みたいなこと言ってんだよ。休んで前向きになるやつなんか本当にいると思うか? やり直せる人間はそもそも立ち止まったりなんかしないんだよ」
 学校でいじめられている弟茂之に、兄慎一が「1度立ち止まって、しばらく休んでからまた自分のペースで歩き出せばいい」と空疎に励ましたことを受けて。J−POPの本流である嵐の櫻井翔に言わせることに脚本家の本気とシャレっ気がにじむ。励まし系、応援ソング系があふれる音楽界に感じていた違和感をズバッと指摘。

【2位】 「何もしなかった人間が理想だけ語るなんて卑怯だ」
 茂之をいじめから救って結果を出したにもかかわらず、過激な手法を兄慎一から「やり方が間違っている」と批判されて。安全地帯からあれこれ文句を言うタイプの人間をばっさり。

【3位】 「はぁーい!呼ばれてないのにジャジャジャジャーン!」
 家中を破壊して崩壊した沼田家の人々の最終局面に、両手を広げて登場。変人、KYな吉本先生のキャラクターが集約された名場面。映画版の松田優作が言ってもきっとハマっただろうと思う。言うまでもありませんが、元ネタはハクション大魔王の「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」。

【4位】 「相手に伝える努力もしないで、家族だから言わなくても分かるなんて、お前らエスパーかよ!」
 沼田家への"最後の授業"で。全文は以下の通り。「きずなって言葉が気軽に、手軽に使われている世の中だ。家族のきずなって自然に存在するものだと思っていたんだよなあ? そんなわけねーだろ! 互いにヒザ突き合わせて自分の思いを口で、手で、目で、心で伝えてこそ初めて存在するものなんだよ。それを何度も繰り返して築き上げていかなきゃ強くならない面倒くさいものなんだよ。いじめられていることも、自分を偽っていることも、家に居場所がないことも、息子が何を考えているのか分からないことも、相手に伝える努力もしないで、家族だから言わなくても分かるなんて、お前らエスパーかよ」

【5位】 「こんな世界にも希望はある。でもな、現実はお前が思っているよりよっぽど残酷なんだ。だから強くなれ」
 目に涙をため、茂之を絞め殺しそうな鬼気迫る櫻井君が印象的なシーン。ふざけているか、人をおちょくっているかの吉本先生なので、たまに見せる本気モードはこのドラマの見どころでもあった。このせりふの意味が、最終回を見るとさらに胸に落ちます。

【6位】 「親の教育やしつけが人格形成に大きな影響を及ぼすにもかかわらず、その親を自分で選ぶことはできない。つまり、人は生まれながらに平等じゃないといえる」
 子供に関して、このドラマが責任を問う相手は徹底して「親」。そこに大いに共感した。子供をめぐる問題を、学校が悪いだの、社会が悪いだの、心の闇だのと横からの視点だけで語る風潮にうんざりしていたので、スカッとするひと言。「決して社会や時代のせいじゃない。親が子供に向き合ってやらないから、しつけてやれないから、子供が大人になれないんだよ、いいかげん分かれよ!」。最終回では「人間にはルーツがある。親から、そのまた親から受け継がれた教育によって今の自分がある。つまり、多くの怪物は突発的には生まれない。吉本荒野というモンスターを作り出したのも、他ならぬあなた(親)なのです」と総括していた。

【7位】 「♪ポケットの中にはUSBがひとつ、もひとつたたくとUSBがふたつ」
 盗撮、盗聴で得たデータで長男慎一を追い込んでいく吉本先生。データを取り戻して強気に出る慎一に、ニヤニヤと歌いながら、スペアのUSBをポケットから取り出す。やることがとことんえげつない吉本先生の魅力が凝縮されたシーンで、「やるなあ」とこちらもニヤニヤ。

【8位】 「だったら歴史の授業を例にとってみよう。人類の誕生から始めて、俺たちに身近なはずの近代史はなぜか3学期に駆け足で終わらせる。100年もたっていない首相の暗殺事件さえ、教科書ではたった数行しか語られない。どんな背景があってどんな思いがあって殺されたのか、本来はそういうことを学ぶべきじゃないのか。(中略)そのひずみはアイデンティティーの喪失として現れた。自分のルーツをあいまいにしか理解できていない俺たちは自分に自信が持てなくなり、戦うことを恐れて他人と同調するようになる。メディアに踊らされて一方的な意見で物事をくくりたがるのがその最たる例だ。俺たちはいつの間にか個性を奪われて、誰かに依存しなければ生きていけない骨抜きにされているんだよ。そんな教育を受けて平和ボケにつかっている人間が、無意識のうちに悪意と感じない悪意で弱者を追い詰めているんだ」
 堺雅人が「リーガル・ハイ」で見せた大演説を思わせる渾身のメッセージ。吉本先生が今の学校教育の問題に触れたのはこの1回のみ。それだけに、インパクトがあった。

【9位】 「そんなことで変われるなら、みんな株やってますよ」
 家族の世話だけが自分の人生になっていることにあせりを感じ、「自分を変えたい」とネット株式にのめり込む母親に。「自分探し」とか「本当の自分」とかいう言葉に嫌悪感を感じる人は、聞いていて痛快だったはず。

【10位】 「いいねえ」
 吉本先生のキメぜりふ。


ガリレオより「家族ゲーム」

私は残念ながら「あまちゃん」と「雲の階段」は全く観ていない。
でも「じぇじぇ」は観てない私でもこのドラマのせいで知っている。
それと絶賛している「家族ゲーム」は自分的にはそこまではと思っている。
「ガリレオ」とどっこいどっこい。
「ラストシンデレラ」は自分的にはもう少しよかったし、篠原涼子もよかった。
梅ちゃんねる

ガリレオより「家族ゲーム」/春ドラマ評


 4月改編の各局連続ドラマが出そろった。刑事&探偵モノが6本という乱立ぶりで、教育モノも3本と、テーマが偏ったラインナップになっている。話題のNHK朝ドラ「あまちゃん」を含め、今回もドラマおたくの立場から単なる好みであれこれ言い、勝手に採点した。
【NHK】
連続テレビ小説「あまちゃん」(月〜土曜午前8時)能年玲奈
【評価5】
 人気脚本家宮藤官九郎の初朝ドラで、北三陸を舞台に海女を目指す女の子とその周辺をコミカルに描く。笑って染みての脚本と、クドカンワールドを形にする演出とキャスト陣。3つの要素がかみ合うとドラマはこんなに楽しいというシアワセを満喫中。同じ東北支援でも、「八重の桜」と違ってこちらは遠慮のないド田舎扱いがベース。「K3NSP(北三陸を何とかすっぺ)」な人々の泣き笑いが生き生きと。東北弁が大阪弁以上にテンポがいいとは。この人たちが好きになったので、東北が好きになった。見るものすべてにわくわくするヒロイン能年玲奈のかわいいこと。驚いた時に使う方言「じぇじぇ」は今年の流行語大賞になりそう。
 
【日本テレビ】
雲の階段(水曜午後10時)長谷川博己/稲森いずみ
【評価3】
 だめんず無免許医が、女にモテまくって破滅する話。女は常にみだらで愚か、なぜかモテて悩む俺、という渡辺淳一の爆笑恋愛哲学が今回もねちねちと。「失楽園」も「愛ルケ」も、おじさんが読む新聞連載から男性層が食い付いて社会現象になった。女にとってはコメディーの世界だが、長谷川博己&稲森いずみがうますぎて、シリアス方向でまじめにやっているありがた迷惑。テレビ版「失楽園」が高視聴率だったのは、川島なお美というツッコミどころがしっかりあったから。「渡辺文学だぜぇ」という送り手側のどや顔と、キョトンとしている受け手。このかみ合わない感じが、1ケタ視聴率の要因では。丁寧な作りは好感が持てるだけに残念。

35歳の高校生(土曜午後9時)米倉涼子/溝端淳平
【評価3】
 おばさんパワーで学園に回し蹴り、みたいな展開を期待していたが、どんより暗め。18年ぶりの再入学の裏には暗い過去があり、人間に覚めていて基本的に受け身。リストカットの女の子に「どんどん切ればいい。ただし、ここでじゃない」。毎週が乗り掛かった船で、かまってかまって相手が折れるという地道な展開。ストーリー構成上、クラスの支配者が制裁を受けないので、毎週何の解決にもなっていないもやもや感が続くのがきつい。「友達100人つくる」という主人公が、初めてできた友達と屋上でお弁当を食べるシーンは胸に染みた。決して悪くないのだが「家族ゲーム」のブランドの前にかすんでいる感じ。教室を支配する「スクールカースト」に目をつけたのは新しい。

【TBS】
確証〜警視庁捜査3課(月曜午後8時)高橋克実/栄倉奈々
【評価4】
 意外な佳編。凶悪犯罪の捜査1課ではなく、窃盗犯を扱う3課が舞台。スリや金庫破りなどの「職人」と、彼らの手口やネットワークを知り尽くした職人刑事。両者のあうんの関係性は人間ドラマそのもので、敏腕かつ人情派の主演高橋克実が魅力的。1話は、世界的な宝石のエピソードが、銀行の貸しはがしという世相とからんで泣ける話になっていた。意外と役に立つ栄倉奈々とのコンビネーションもいい。枠の若返りのため水戸黄門を終了して以来、視聴者層不明で迷走を続ける月曜8時枠。若者はこの時間、バラエティーしか見ないので、このドラマも視聴率が伴わず残念。「確証」というタイトルも、小説ならアリでもドラマでは中身がイメージできず、硬すぎて損。最悪タイトル賞。

潜入探偵トカゲ(木曜午後9時)松田翔太/松岡昌宏/蓮佛美沙子
【評価4】
 スピード感なら4月期はこれ。警視庁御用達、民間初の潜入捜査官。トンデモ設定に身を置くミステリアスな男という得意分野で松田翔太が生き生き。政治家、教師など毎週の潜入先によってキャラが変わるコスプレドラマで、さまざまな業界の内情が1話完結で描かれるので退屈しない。無愛想だが優しさを秘め、結果的に人助けになっているのも後味がいい。長い手足、運動神経抜群の身のこなし。狭い船内を曲芸のような身軽さで制圧するダイナミックなアクションが、松田優作のDNAそのもので泣きそう。当たり役「ライアーゲーム」の秋山みたいな頭脳派萌えも押さえている。散らかった青春群像劇ばかり投入してきたこの枠が、7作目にしてようやく「主演」に魅力を集中した作品作り。いじめやら人情やら、最近のドラマは主人公が動かないので、アクションがキマる人は貴重。

TAKE FIVE(金曜午後10時)唐沢寿明/松雪泰子/松坂桃李
【評価4】
 怪盗「テイクファイブ」と、彼らを捕まえることに執念を燃やす女刑事の追いかけっこ。「キャッツ・アイ」の男女逆転版。泥棒と刑事の関係性、月のシルエット、ネコ嫌いなど演出も劇似。じめじめした学校ドラマばかりの4月期なので、この手の痛快系は貴重。怪盗モノはテンポが命だが、唐沢寿明と松坂桃李が丁々発止のいいコンビで、盗みのシーンもスピード感がある。テイクファイブの裏の目的という謎も、話の縦軸として興味をそそる。最後のメンバーに「きちんとしないと気が済まない」稲垣吾郎が加入し、5人の専門分野とキャラ立ちにニヤリ。荒唐無稽でいいので、盗みにもっとスケール感を。あれこれ考えず、怪盗気分で乗っかって楽しい娯楽作品。アクション派の唐沢は、演じていて楽しいだろうなあと思う。

空飛ぶ広報室(日曜午後9時)新垣結衣/綾野剛
【評価3】
 異動でふてくされている女ディレクターと、空自広報に配属になった元戦闘機パイロットの交流。自衛隊LOVEの有川浩原作。広報をアゴで指図し、働く人に向かって「戦闘機なんて人殺しの道具」「殺人願望ありますよね!」と大説教。最近の新垣結衣、こんな役ばっかだな...。活字では普通に受け止められたヒロインも、テレビ的にデフォルメされるとすさまじく苦痛。安いラブストーリーにするより、何があっても「専守防衛」の精神で頑張る裏方自衛隊の方が圧倒的にドラマ的。いい味出してる広報室長柴田恭兵と、彼の下で再生していく綾野剛のすがすがしさに救われる。空自全面協力で、大空の広がりも素晴らしい。先日、震災以来2年ぶりに松島基地に帰還したブルーインパルスが東北の空を飛ぶニュースを見た。見上げて拝む被災者の涙と笑顔に胸がいっぱい。ドラマはこのまま脱落します。

【フジテレビ】
ガリレオ(月曜午後9時)福山雅治/吉高由里子
【評価4】
 天才物理学者湯川学が月9枠に6年ぶりに再登板し、視聴率20%以上で高値安定。「現象には必ず理由がある」「さっぱり分からない」。おなじみのフレーズと手堅い作りで今作も楽しいけれど、全体的に理系エンタのダイナミズムが微減したような。こっくりさんを動かしているのは無意識の筋肉とか、今更な謎解き。インチキ新興宗教の村に吉高由里子と"潜入"する初回は、阿部寛と仲間由紀恵の「トリック」風だった。相棒の女性刑事が、柴咲コウから吉高由里子にチェンジ。雰囲気のある女優なので、自信家のドSキャラがコケティッシュで面白いけれど、湯川以上の変人。ホームズよりワトソンを目立たせてどうするのか。吉高に指図されまくっている刑事役のハライチ沢部が素晴らしい。

鴨、京都へ行く。〜老舗旅館の女将日記〜(火曜午後9時)松下奈緒/椎名桔平
【評価3】
 老舗旅館の再生モノ。ストーリーは一本道なので、すべてはヒロインの魅力にかかっているが、何の実績もないのに上からギャアギャアわめくだけという、最近のドラマの定番タイプ。女財務官僚が女将に転身という設定は面白いが、帳簿から何かを解決するような専門家の冴えがあるわけでもない。「じゃあ私が1人でやります、プンプン」とほっぺを膨らませる幼稚な受験エリートを、なんだかんだ優秀な家臣団がフォローしてくれるというハラハラしない展開。「洗い屋さん」とか「女将組合」とか、なるほどな描写を丁寧に積んで物語に説得力を持たせているし、かたせ梨乃、笹野高史、若村麻由美らすごすぎる面々もそろえているのに、ヒロインの設定だけが雑という不思議。鼻っ柱の強いヒロインは、悔し涙を共有させてくれないと。

幽かな彼女(火曜午後10時)香取慎吾/杏
【評価3】
 幽霊が住むアパートに暮らす高校教師が、幽霊ネットワークの力を借りてクラスの諸問題を解決。4月期は学校ドラマが乱立し、ここでもテーマは「いじめ」。現実社会でも万策尽きたいじめ問題は、もはや幽霊や魔法の力を借りなければ解決できないという次なるステージに。生徒の再生と同時に、ワケあってやる気を失った教員香取慎吾の再生の物語でもある。デキる副校長真矢みきが率いる現実バージョンと、幽霊たちとのオカルトバージョンに話が分かれているのだが、幽霊との二人三脚の方に的を絞った方がすっきりするのでは。問題児の親が議員で手出しできないというよくある展開、「今の学校には信頼がない」みたいな紋切り型のせりふ。学校の信頼なんて、私が学生だった80年代でもなかったことお知らせしておく。

家族ゲーム(水曜午後10時)櫻井翔/神木隆之介
【評価5】
 風変わりな家庭教師・吉本と、うそ臭いシアワセ家族のバトル&騒動。森田芳光監督の映画版(83年)と違い、吉本には何やらどす黒い過去が用意されており「現実はお前が思っているよりよっぽど残酷なんだ。だから強くなれ!」とか叫んだりする。核家族化と受験戦争を背景にしていた83年当時と今は違うので、このくらい別の「家族ゲーム」にして正解。松田優作と比べれば櫻井君の殺気不足は否めないけれど、不協和音のBGMや、毎回繰り出される悪趣味な個人レッスンがこの作品の「異様さ」をうまく表現していて、善か悪か、えげつない櫻井君の次の一手に興味が沸く。次男・茂之を演じる浦上晟周君がいい。板尾創路、神木隆之介、鈴木保奈美の「沼田家」の面々も最強に異様。横一列の食卓という、あまりに有名なカメラアングルを封印しているため、ラストをどうするのか楽しみ。期待を上乗せして5。

ラスト・シンデレラ(木曜午後10時)篠原涼子/三浦春馬/藤木直人
【評価2】
 ふ、古い...。おやじ女子という90年代のキーワードを持ち出し、「東京ラブストーリー」のように「セックス」と叫び、「女性が社会に進出」とか「男と女は平等」とか。昭和時代劇のトレンディードラマに、アラフォーの恋愛再挑戦という最近の流行をくっつけて一丁上がり。泥酔して男とハダカで寝ていてびっくり、みたいな手あかのついた表現がフルコンボ。「ドラマを作りたい」という衝動だけがあって、表現したいものなどひとつもないのではと疑ってしまう。本格復帰の篠原涼子がどんな新しい魅力を見せてくれるのかと思ったら、巨大化したバストを見せつけるのみ。長いこと視聴率女王を競ってきた米倉涼子とは、女優力で周回遅れになったように見える。

【テレビ朝日】
刑事110キロ(木曜午後8時)石塚英彦/中村俊介
【評価3】
 石塚英彦のドラマ初主演作。いい人と思われるおデブの特性を生かし、ズカズカと相手の懐に飛び込んで暑苦しい活躍。ちょっとした小道具や発言から相手のウソを見抜く頭脳派だが「ただのデブっす」とケムに巻く。デブ発動で流れる重た〜いBGMに笑う。初回はゲスト犯人が市原悦子という豪華版。彼女の作った肉豆腐を涙でかき込みながら犯行の告白を聞き、食べ終わると「でもお母さん、犯罪です」で終了。今期一番噴いた。1話は傑作だったが、2話以降はよくある2時間ドラマみたいな感じに。石塚の箸(はし)の持ち方と、高畑淳子のおばさんブーツ推しは、どちらも悲惨なので何とかしてほしい。

ダブルス 二人の刑事(木曜午後9時)伊藤英明/坂口憲二
【評価3】
 脳みそ筋肉な2人の体育会系刑事ドラマ。プロットは面白そうなのに、全体的に雑...。初回は、手堅くスピード感を演出できる爆弾事件モノだが、警察への逆恨みという先の見える展開。せっかく伊藤英明、坂口憲二という2大肉体派を起用し、新宿を舞台にしているのに、オレオレ詐欺に遭ったおばあちゃんに親切にする話とか、事件がしょぼい。予算の問題もあるのだろうが、もっとドンパチや西部警察みたいな荒唐無稽で暴れてくれていいのでは。テンポはいいので、名作「トミーとマツ」みたいなコンビに徹するなら楽しいけれど、狙っているのはそこではないはず。鍛えた体の見せ場が毎回のシャワーシーンだけというのはお互い不幸。伊藤の「チャーシューをあげよう」は今期の爆笑せりふ賞。

お天気お姉さん(金曜午後11時15分)武井咲/大倉忠義/佐々木蔵之介
【評価4】
心に何か残るわけではないが、観ている時はサクッと面白い。低予算でまっとうなB級ドラマを作るこの枠の今作は「気象」から事件の核心を見抜くお天気お姉さんのお話。「家政婦のミタ」のような無愛想、「名探偵コナン」みたいなトリックなどどこかで見たような要素が山盛りだが「気象豆知識」「能面の武井咲」という両軸への興味でテンポよく楽しめる。生きるために気象予報士になり、人と馴れ合わないヒロイン像に好感。武井に振り回されながらも無自覚な才能を発揮する大倉忠義は「太鼓の達人」に次ぐハマリ役。脚本の大石静は、この手の漫画みたいなチューニングの方が断然いい。


2013年06月26日

晴れるのか、それとも降るのか

大分の空雨が上がったので出かけようとしたら雲の間に青空が見えた。
まわりはまだ厚い黒雲が。
近所に咲いている「アガパンサス」が綺麗になったので撮影。
写真に撮ったら実物よりも綺麗になった。
和名は「紫君子蘭」という。

コンパルで呼吸法の稽古

朝はひどい雨降りだったけど、昼過ぎから雨も上がり出かけやすくなった。
今日の稽古は雨だったら休もうと思ったけど雨が上がったから
これは出かけるしかない。
その前にYOKOさんから稽古の有無の問い合わせもあったし。
で、稽古だけどYOKOさんの対気は案の定上体だけの仕事になっている。
しかし力みを捨てて正面を捉えて後はいかに前に伸ばすかが肝心なんだ。
初心者はどうしても手を押してしまうが、これを修正させるのが難しい。
Taeさんでもこれは難しいようだ。
自分はいつの間にかこれが実物として見えるようになっている。
私の身体の表面に触ってもそのことは気にしないで更に奥の背骨を突き抜ける感じ、
そこまで伸ばすとはじめて気が出るようになるのだ。
YOKOさんは初心者ながらそこの可能性が見える。
今までの生徒さんにはなかったポイントです。
明日は桂さんが帰って来て最初の西野流呼吸法の稽古があります。

マー君 開幕10連勝

スポニチアネックス

マー君 開幕10連勝にも淡々 苦手西武相手に1三振のみでイメチェン


パ・リーグ 楽天11―0西武 (6月25日 西武D)
 パ・リーグ8年ぶりの開幕ぶり開幕10連勝となった楽天・田中だが、節目の白星も「僕一人の力ではない。チームみんなで勝ち取った」と表情を変えることなく話した。

 奪った三振はわずか1だが、7回93球の省エネ投球、3試合連続、計23イニング無失点は見事と言うほかない。ピンチらしいピンチは2回の1死一、三塁と3回の1死三塁だけ。2回は併殺打で、3回は7球でしのいだ。

 実は対西武戦は通算5勝13敗と大の苦手。痛打されてKOというパターンが多く、その点口には出さなくても、気にしていた節があった。それが、この日はピンチでも強引に三振を取りに行かず、打たせてアウトを積み重ねることを重視。今季初対戦で今までとは違うイメージを相手に与えた。

 チームの今季最多タイの貯金7で2位に浮上。田中も両リーグトップで2桁勝利となった。「ゼロで抑えられれば、チームが勝つ確率を上げられる」と、右腕は記録よりチームの勝利こそ一番であることを強調した。


2013年06月25日

オルビスの試供品

先日のオルビスのUVカットパウダーに試供品がついてきた。
それがいい感じだったのでそのまま注文した。
それがなんだかは覚えていない。
角質がボロボロ落とせるらしい。
p.s.
使うのは私じゃなくTaeさんです (^_^.)

自転車のサドルの角度調整

最近自転車に乗っていておしりが痛くなってきたので
サドルの角度を調整してもらった。
その前にカバーを当てたらどうかと、
丁度品物がなかったのでそれまで調整でと。
水平にしたら前に落ちそうな感じだったので今日は少し前をあげた。
今までになく安定感が感じられる。
カバーが届いたと連絡を受けたが、しなくていいかもしれない。

2013年06月24日

激流・私を憶えていますか?

お気に入りの田中麗奈が久しぶりにTVドラマに出演します。
明日25日(火)22:00 NHK
激流・私を憶えていますか?「過去からのEメール」
出演: 田中麗奈 国仲涼子 ともさかりえ 桐谷健太 山本耕史
解説: 新番組 失踪した同級生からメールが届いたことをきっかけに、不可解な事件に巻き込まれていく。出版社勤務の圭子(田中麗奈)は、中学の同級生・美弥(ともさかりえ)から、20年前に行方不明となった冬葉(刈谷友衣子)からメールが来たと連絡を受ける。その後、同様のメールを受け取った5人は久々に再会する。

KDDIの支払い

今月KDDIの請求は11513円、コンビニで支払いました。

雨はまだ続いている

今朝起きたら相変わらず雨が降っている。
一時は雨音まで聞こえる。
今ははれたけど霧が立ち込めていた。
室温は26度を指しているが身体はかなり熱い。
湿度が75%を越しているから蒸し暑いのだ。
今朝のとくダネ!で昨日の都議選のことを知った。
自公は立候補者全員が当選、いくらなんでも嘘だろう。
こんなことをやっていると日本はダメになってしまう。

「空飛ぶ広報室」の録画を観た

昨夜は何度も(2時間おき)トイレに起きた。
いつもなら1度起きれば後は朝目覚めるまで大丈夫だったのに、
そんなに水を飲んだ記憶はないのだがどうしたのだろう。
朝一番に昨日録画した「空飛ぶ広報室」最終話を観た。
はじめは主演がガッキーだったのでチャラチャラした恋愛物かと思ったけど、
物語が進むに連れこれはちょっと違うぞと。
アイドルが消えてガッキーはいい女に成長していた。
綾野剛もここではいい面が表に出ていた。
自分たちの知らない自衛隊のことがうまく紹介されていた。
ガッキー、これからはちょっと注目していいかも (^_^.)
空飛ぶ広報室

2013年06月23日

今夜はスーパームーン

今夜は月が地球に一番近づきその上満月。
普段よりも大きい月が見える――はずだけど、
今日は一日中雨で、月は見えません。
明日は十六夜だから見えるかも。
たった一晩で月が遠ざかるわけじゃないから
多分大きい満月に近い月を見ることができるでしょう。

朝は昨日録画した「ガリレオXX」を観たけど一番良かった。
ただ主役は湯川先生じゃなく内海薫でした。

2013年06月22日

「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」

今夜00:55-03:05 TOS
出演: 柴咲コウ(内海薫) ユースケ・サンタマリア(上念研一) 柳楽優弥(当摩健斗) 福山雅治(湯川学) 吉高由里子(岸谷美砂) 北村一輝 品川祐
解説: 人気ドラマ「ガリレオ」のスピンオフ。刑事の薫(柴咲コウ)がアメリカへ旅立つ直前に遭遇した事件を描く。薫は殺人容疑で指名手配されていた介護士の上念(ユースケ・サンタマリア)の身柄を拘束。上念は殺害を自白し、薫が所轄署に移送することに。だが、上念は自白を強要されたと訴え始める。

呼吸法の稽古

午後2時からTaeさんがヨガの先生に呼吸法を教えました。
私も行ったんだけど女性用の部屋を用意していたので帰りました。
その後4時からAさんに稽古をする予定だったけど
遅れて5時からに。
その間図書館で「ドラゴンタトゥーの女」を読みなおした。
何度読んでも面白い、いい本です。
5時からAさんの稽古。
Taeさんといい勝負だからかなり高度の稽古です。
何度も繰り返すと身につくでしょう。
このレベルになると私自身の稽古にもなります。
そんなに動くことはないのですがかなり熱くなりました。

帰ってからはドラマ「35歳の高校生」最終話を観ました。
昨日は「TAKE FIVE」が最終話だったし、
明日は「空飛ぶ広報室」が最後。
「35歳の高校生」の枠は「斉藤さん」が帰ってきますが、これが楽しみ!

2013年06月21日

1日中雨だった

台風は温帯低気圧に変わったけど雨に変わりはなく結局1日中雨だった。
一時無風雨なしの時もあったけど雨なしはその時だけ。
昨日もだったが今日もTVの録画を観ました。
「家族ゲーム」「潜入探偵トカゲ」「でたらめヒーロー」などなど。
「家族ゲーム」では櫻井翔を見なおしました。
「でたらめヒーロー」は来週が最終話です。
明日は午後から呼吸法の稽古があります。

今大分は無風雨なし

台風 第4号
  6月21日 6時現在
キユウシユウノニシ
北緯31.8゜東経127.0゜ 北東 25 km/h
 中心気圧 998 hPa
 最大風速 18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s
 強風半径(15m/s以上) 南東側 460 km 北西側 280 km
予報21日 7時
 台風
 キユウシユウノニシ
 北緯32.0゜東経127.2゜ 北東 25 km/h
 中心気圧 998 hPa
 最大風速 18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s
 強風半径(15m/s以上) 南東側 460 km 北西側 280 km
予報21日18時
 台風
 アシズリミサキ 西 80 Km
 北緯32.6゜東経132.2゜ 東 40 km/h
 中心気圧 998 hPa
 最大風速 18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s
 予報円の半径 90 km
p.s.
とくダネ!が終わる頃には温帯低気圧に変わりました。
台風4号

2013年06月20日

久しぶりに「みをつくし料理帖」

録画してあったドラマも今週でほとんどがおしまい。
これからは2時間の特番が続きます。
観るのがなくなったので古いやつを
「みをつくし料理帖」を観ました。
これで北川景子をあらためて見なおしたドラマです。
そろそろDVDに焼こうかと思っています。
これ、原作も良くて文庫本で7冊か8冊出ていますが、
お薦めは第1巻から読むことです。
最近新しいのが出版されたようですがまだ図書館にはありません。
お友達のYOKOさんもこんな本を読んだらいいのにと思います。
p.s.
勢いで同じく録画してあった「剣客商売」も観てしまいました。
両方共に貫地谷しほりが重要な役で出ていました。

朝から雨です

昨日の夕焼けっぽいのは夕焼けじゃなかったようです。
大雨じゃないけど小雨が降っています。
今朝の室温28℃、湿度75%!
今日は風がないから蒸し暑いです。
今は湿度が80%になりました。
夕焼けっぽかった画像を貼っておきます。
p.s.
いいとも!が始まったら雨が激しくなりました。
夕焼け

2013年06月19日

オルビスのUVカットパウダー

Fb友達のマカさんが愛用しているというので
オルビスのサイトを覗いていてUVカットパウダーを注文した。
それが夜になって届きました。
もう今日は来ないだろうと思っていたけど、
こんな時間に届くとは。
自分的には安いと思いましたが、百均のものよりは高いです ww (^_^.)

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しぇんしぇい
西野流呼吸法とソシアルダンスと海外ミステリをこよなく愛しているおいさんの Diaryです。
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